どうもケニ丸です。
4月下旬まで授業があった僕なんですが、一年間ずっとオンライン授業を受けていました。
当初は状況次第では2021年一月には学校に登校して授業を受けられると先生方から説明を受けていたのですが、蓋を開けてみれば最後の日までオンライン授業を受けて僕の高校生ライフは終了。
パンデミック時におけるフィリピンの対応
そもそもフィリピンには主に二つの授業スタイルがパンデミック時の対策としてあり、一つがmodular learning、そしてもう一つが僕が受けていたオンライン授業(一部例外あり)。
modular learningは完全なる自習スタイル、そしてオンラインは文字通りインターネットを使って授業を受けます。
オンライン授業を受けた感想
そしてさっそくオンライン授業の感想なんですが、あまり自分には合っていないような感じがします。
自分の学校の場合なんですが、本来だと1時間30分の授業時間の所をオンライン授業だと授業時間が25分に短縮され、あとの1時間5分は自習となっています。僕は理系を選んでいるので自分の教科のことを考えると明らかに授業時間が足りないのです!
もし何かわからないところがあって先生に相談しても、先生の返信を、待たないといけないし実際に話さずチャットでコミュニケーションをとっているので疑問が解決されないこともしばしば。。。
そして何よりも怖いのがミンダナオ島では停電が頻繁に起きるんです。もし停電になれば家にあるWi-Fiも切れて授業が受けられなくなるんです。
そもそもフィリピンでオンライン授業は効果的なのか?
もちろん人によってはオンライン授業のほうがいいという人がいると思うんですが、
自分が思うにオンライン授業はフィリピン人の経済状況のことを考えるとあまり良くないと思います。そもそもWi-Fiを使える環境を持っていない人がフィリピンには大勢居るんです。
実際に僕のクラスメートでスマホのデータ通信を使って受けている人が大半を占めます。そしてフィリピンではプラン方式ではなくロードしないとデータ通信を使えないロード方式が主なんです。ロードがなくなればまた50ペソほどロードしないといけないんです。
もちろんWi-Fiがない人たちの為にmodular learningが用意されているのですが、この方法だとほぼ完全に自習スタイル。家で勉強するので、本来の授業スタイルとは全然違うしそもそも先生が居ないのです(実際に受けたことないので実情は僕にはわかりません)。
その結果、一年間休学することを決断する学生が大勢いるそうです。大学を卒業しないと良い仕事に就けないフィリピンだと結構痛手を負っている人が多い印象です(大学卒業しても結局は海外に出稼ぎに行ったほうが給料が良いのは内緒)
まだまだ終わらないオンライン授業。。。
悲しいことに、来学期もオンライン授業が続くそう。。
早くパンデミックが終わって本来の授業スタイルに戻って欲しいと願う僕です。
それでは今回はこれまでにしようと思います。
読んでいただきありがとうございました!
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