どうもケニ丸です。
フィリピンでは海外に出稼ぎに行く人って結構多いんですよね。
かく言う僕の母も三十年ほど前に日本に渡った身です。
それで僕の母方の家族はほとんどがOFW(海外で出稼ぎするフィリピン人のこと)なのであまり関係ないことなのですが、ほかのフィリピン人家庭だとOFWなったらなぜか親戚からも仕送りをお願いされるんですよね。
例えば学費、生活費なども支援してくれと頼んでくるんです。
それで仕送りを断ろうとすると親不孝だとか海外に行って天狗になったとか、フィリピンにいる家族が可哀そうだとか、散々なことを色んな人に言われる始末。
確かにフィリピンで働くよりもお金を稼げるのですが、それでも海外に住むのにもお金がいっぱい必要ですから、親に仕送りならともかく親戚の世話なんて見てられないんですよね。
それでも仕送りをするOFWは多いんです。
これもフィリピン人の価値観というか家族は何よりも大事という考え方があるからだと僕は思います。
駅前とかで怒鳴りながら電話してるフィリピン人を見たことはあるでしょうか?
それで僕がまだ日本にいたときに、フィリピーナの方が駅前とかで電話先に怒鳴ってるのを度々見かけるのですが、これは仕送り先にトラブルが起こった時が多いんですよね。
それでもっとお金が必要だからもっと送ってとか言われて、本人も日本で生きるのに必死だし思いがけない出費についついイライラして怒ってるんでしょう(僕の勝手な推測ですが大体は合ってると思います)。
日本に渡った女性に差別的な扱いをするおじさんとおばさんが多いのも事実
仕送りをせがむ癖に日本に渡るフィリピン人女性をjapayukiと差別的に呼ぶ人も多いと母が教えてくれました。
そもそもjapayukiってなんなのかというと、これは主に1980年代に日本に渡ったフィリピン人女性のことを指すんですよね。
当時だと夜の仕事が多いんで、japayukiというのは海外にまで行って体を売る人(これはフィリピンでの偏見です、そもそも全員がその類の仕事をしたわけではないのに、日本に出稼ぎに行ったら無条件に付くあだ名的なものです。ですがこの世代に日本に行った女性限定のものです)のことを指します。
今ではjapayukiという言葉も死語と化しているので、そういう差別する人は減っていると思います。
でも差別する癖にお金を貰おうとするとか人としてどうなんでしょうかね?
ですがこれは僕がまだ日本にいた十年前の話ですので今もまだこの感じなのかは分かりません。
まだまだ書きたいこともいっぱいありますがそれはまたの機会にしようと思います。
それでは、お読みいただきありがとうございました!
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